消費税控除を後で受け取る案を考える

日経記事によると、食品など生活必需品に対する消費税の控除を後からマイナンバーのカードから申請・受け取る案が国会で審議されています。控除額の上限は世帯単位で設定するとのこと。

一部のヨーロッパでは、消費税率を品目ごとに変えていて、店頭でそれが明記されているそうです。その場でその消費税を支払うので、後から申請して還付する煩わしさや購入情報を管理されることもありません。

私は、消費税控除を後で受け取ることに反対です。次のように思います。

・消費税は、一律でいい。そもそも運用の手間に比べて、品目毎に微妙に変える有用性が低そう。

・世帯単位なのはなぜ?人口減を防ぐために単身を減らそうとしている?消費税の還付程度では何も影響がなさそうですが、意図がいまいち分からない。

・経済に余裕がない人を救済するのが目的であれば、所得税生活保護で調整した方が分かりやすい。

・医療費控除など社会保障分野で日本は十分恵まれていると思います。資本主義国家でこれ以上、公平にする必要があるのか疑問です。

消費税は一律に上げればいいと思います。