国際会計基準の採用150社

国際会計基準の採用150社

国際会計基準を適用する企業が増えてきた。日立や協和発酵キリンなどが適用準備をしており、導入済みと検討中をあわせると150社に達するとのこと。

採用増加の背景にはM&Aの拡大、海外展開があるのでしょう。国毎に異なる会計管理をするのは管理コストの増加につながります。

国際会計基準、日本会計、米国会計基準では見かけの利益が変わること、しかし実態は変わらないことに注意が必要と思います。研究開発費用を費用としてするか、資産計上するか等々いくつか考え方が異なります。

2010年頃から国際会計基準への移行が騒がれており、やっと増えてきた印象です。会計のルールをどれにするかが焦点なので、本格的な海外展開を考えている企業は別として、あせらず他社の動向を様子見でいいと思います。